企業リスク対策
【小売業】お得でかしこい保険の節約術とは
- 更新日:2021/11/24
- 投稿日:2021/11/24
小売業では、店舗や設備什器、陳列している商品などの資産を不測の事態から守り、お客さまとのトラブルや休業などに備える保険が必要です。小売業では様々なリスクが想定できますが、経営者自身が適切な保険を判断するのは難しいものです。本記事では、小売業を営む経営者の悩みに応える補償を備えた保険に、保険料を抑えながら加入する方法をご紹介します。
必要な補償に、割安な保険料で加入するには?
小売業には多くのリスクが潜んでいます。災害や盗難などによる損害・損失から、感染症などを理由としたやむをえない休業まで、経営に大きな影響をもたらす要因は枚挙にいとまがありません。
こうしたリスクに対しては万全の保険をかけておきたいものです。適切な保険内容と保険料を求めるのなら、自社の店舗規模や売上、想定されるリスクに相応する補償内容と補償額を選択しましょう。
自社が必要とする補償を担保しながら、割安な保険料で加入するには、自社の補償内容の重複がないか見直し、自社が使える割引制度がないか確認することが重要です。
この加入方法ついて、詳しく解説していきます。
割安な保険料で保険加入するための3つの方法
1. 補償内容を見直す
まず、自社で加入している保険内容を確認してみてください。小売業者が加入したほうがよい保険は、次の4つです。
- 財産に関する補償
- 賠償責任に関する補償
- 休業に関する補償
- 労災事故に関する補償
これらの補償は、取り扱う商品の種類を問わず、すべての小売業で想定されるリスクに対応する補償です。現在加入されている保険で、これらの補償を網羅できているかを確認しましょう。
複数の保険に加入している場合、それぞれの補償内容が重複していないかの確認も必要です。自社が加入している保険に自信がない方は、プロに相談し、細かな見直しをしてみるとよいでしょう。
2. パッケージ型保険の割引制度を活用する
次に、加入している保険に対してパッケージ型保険が適用できるか確認してみてください。東京海上日動の「超ビジネス保険」は、経営にかかわるさまざまな保険を一本化し、補償のもれや重複を防いだご契約が可能なパッケージ型保険です。もしも自社が加入している保険が超ビジネス保険の扱う内容で網羅できるのであれば、より簡潔かつ割安に保険を見直せます。
超ビジネス保険には、特定の条件を満たすことで得られる割引制度があります。10台以上の事業用自動車の保険をご契約する場合保険料が3%割引になる「自動車優良割引」や、下の補償から複数ご契約をすることで割引が効く「条項セット割引」がその一例です。
3. 団体制度を活用する
さらに、日本商工会議所、全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会の会員向けの保険制度に加入することでも保険料の割引が受けられます。各団体の保険制度の利用によって、最大で約33%の保険料の割引が適用されます。こうした割引制度を上手に活用すれば、補償内容を減らすことなく保険料を節約できます。
団体制度を活用して、適切な補償を割安な保険料で加入しよう
今回ご紹介した加入方法によって、多くの小売事業者が割安に保険に加入できる可能性があります。保険料を割安にするために保険を見直したい、自社に適した補償がついているか確認したいという方は参考にしてください。
また、こうした保険の見直しの際には、保険のプロに相談することをおすすめします。扱う商品や規模によって、適切な補償内容と補償額は異なります。プロのアドバイスを聞いて適切な保険に加入し、安定した経営の基盤を築きましょう。
※この記事は、超ビジネス保険(業務活動包括保険)、超Tプロテクション(業務災害総合保険)およびそれらの団体制度についてご紹介したものです。保険の内容は、超ビジネス保険、超Tプロテクション(業務災害総合保険)及びそれらの団体制度のパンフレット(リーフレット)をご覧ください。詳細は保険約款によりますが、ご不明の点がありましたら代理店または保険会社までお問合せください。ご契約に際しては必ず「約款(集)」をご覧ください。
2021年11月 0288-29A1-B21056-202111
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