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中小企業に役立つ補助金・助成金を探す検索サイト3選!

  • 更新日:2024/06/10
  • 投稿日:2024/06/10

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補助金や助成金は、事業を起こしたり発展させたりするのに役立つ制度です。しかし、手続きの煩雑さや、書類作成の手間がかかるなど、これまで敬遠してきた方も多いのではないでしょうか。 補助金や助成金はその多くが国や自治体が行う制度です。制度ごとに特徴があり、内容や申請方法、満たさなければならない条件、期間など、数多くの項目を確認する必要があります。そこで活用したいのが、ポータルサイトや助成金診断サービスです。これらのポータルサイトをそれぞれの特徴に合わせて活用することで、自社で受け取れる可能性のある助成金を見つけることができ、サイトによっては、申請サポートなどの支援を受けられるものもあります。 本記事では、補助金や助成金を検索する際に活用したい、3つのサイトを紹介します。

この記事でわかること
  1. 意外と知らない!補助金と助成金の違いとは?
  2. 補助金・助成金の申請から受給までの主な流れは?
  3. 国が運営するポータルサイト「ミラサポplus」
  4. 中小企業の課題解決に特化した「J-Net21」
  5. あなたの会社に合った制度をその場で自動診断「助成金・補助金診断システム」
  6. 補助金・助成金を上手に活用し、経営を次のステージへ

意外と知らない!補助金と助成金の違いとは?

補助金とは、主に経済産業省や中小企業庁、地方自治体が管轄するもので、「新規事業の支援」や「地域振興」、「公益につながる事業の促進」を目的としています。採択件数や金額があらかじめ設定されているものが多く、公募期間も比較的短い傾向にあります。補助金は、申請しても受給できるとは限りません。提出書類を通して事業の必要性をアピールする必要があり、倍率が高い傾向にあります。そのため、給付額は数百万円~数十億円にのぼるものまで、比較的高額な支援を受けることができます。

一方の助成金は、主に厚生労働省が管轄するもので、「雇用促進」や「職場改善」、「キャリア形成支援」などを目的としています。公募期間は比較的長く、年間を通じて公募している助成金も多々あります。対象者や対象活動などの要件を満たしていれば、申請書類に不備がなければぼぼ100%受給が可能です。給付額の目安は数十万円~大きくても数百万円で、補助金と比較すると、ハードルが低く取り組みやすい内容が多い傾向にあります。

補助金・助成金の申請から受給までの主な流れは?

補助金や助成金を利用したい場合には、対象となる制度を調べ、自社が要件を満たすことができるかを確認することから始まります。その際に気をつけなければならないのは、申請が採択されたからと言って、すぐに補助金や助成金が入金されるということではないとあらかじめ把握しておくことです。要件を確認し、受給が決まってから、どれくらいの期間で交付されるのか、事前に確認をし、十分な運転資金の確保をしておくことは必要不可欠です。

対象となる補助金・助成金を調べる

各省庁や地方自治体のホームページなどに情報が公開されていますが、一つひとつ内容を確認する必要があるため、このあと紹介するポータルサイトなどで、自社の要件に合った制度をまとめて検討することをおすすめします。

実施計画の申請

補助金・助成金の支給要件に基づく計画を作り、実施計画書を提出します。

採択(補助金のみ)

補助金の場合は、申請の後、審査を経て採択結果が発表されます。助成金の場合は、要件が満たされていれば、ほぼ100%支給されるため、このフローはありません。

計画の実施

実施計画に基づき、活動を実行します。あらかじめ支給申請時に必要な書類等を確認し、必要書類や履歴を記録として残します。

支給申請

それぞれの制度の基準に沿って、実施報告や支給申請を行います。書類等に不備が無いよう、注意しましょう。

支給

支給要件を満たしていることが確認されると、補助金や助成金が支給されます。

支給申請から支給までの期間は、制度によって異なります。

国が運営するポータルサイト「ミラサポplus」

「ミラサポplus」は、日本政府公認のポータルサイトであり、経済産業省が運営しています。主に、経済産業省や中小企業庁が管轄する補助金の情報を探すことができ、実際に制度を利用した事業者の事例も掲載されています。

また、目的や課題などから、経営に役立つ情報をチェックをしたり、地域の支援機関や専門家の紹介も受けられます。相談費用は無料のものと有料のものがありますが、資金繰り、販路開拓、人材募集、人材育成など、企業経営の様々な悩みに対して、強みを持った専門家とマッチングをすることが可能です。

さらに、無料会員制度である「ミラサポplus会員」に登録することで、補助金の電子申請の簡略化が可能となるほか、経営状態の健康診断ツールである「ローカルベンチマーク」や財務情報をもとにした診断チャート「BIレポート」や「現状分析シート」などを通じて、自社を客観的に評価、分析することができるようになります。

中小企業の課題解決に特化した「J-Net21」

「J-Net21」は、独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営している中小企業経営者や創業予定者、それらを支援する支援者のためのポータルサイトです。「経営課題を解決する羅針盤」をキャッチコピーに、補助金・助成金情報はもちろん、全国の中小企業経営者の方に向けて、役立つ情報、最新の情報を毎日更新しています。

このサイトは、ビジネスや経営における悩みや課題がカテゴリごとに細かく分類されているのが特徴です。「支援情報ヘッドライン」のページでは、「補助金・助成金・融資」「セミナー・イベント」「その他」の3つのカテゴリーから、都道府県ごとに情報を検索することができます。

「課題別情報」「ビジネスQ&A」「起業・創業」など、様々な切り口から経営者の課題解決をサポートする情報が掲載されており、情報量が非常に豊富なサイトです。補助金や助成金を活用しなくても、有益な情報を多く得られるポータルサイトです。

あなたの会社に合った制度をその場で自動診断「助成金・補助金診断システム」

「補助金・助成金診断システム」はこれまでご紹介した2つのポータルサイトとは、性質が異なり、オンライン上で20~30個の質問に回答するだけで、受給できる可能性のある補助金・助成金と自動的にマッチングを行い、受給できる最低金額と、最高金額を簡単に算出することができます。

補助金や助成金を探しに行くのではなく、条件を入力するだけで、あなたの会社に適した制度をキャッチアップすることができ、さらには、申請代行サービス(有料)もおこなっているため、補助金や助成金のことを任せられる人が社内にいない経営者の方や、なるべく手間をかけたくない方、日々の業務に手一杯で、なかなか時間を割けない経営者の方の強い味方です。

有料の申請代行サービスへと進む前に、無料個別相談を行うこともでき、受給可能性の高い金額感や申請フローなどを相談することも可能です。これまで、個別無料相談を行った3社に1社(※労務違反等がある場合を除く)が助成金を受給するなどの実績もあります。難しい調べ物や細かい条件を読み込む必要はありません。診断結果を一度見てみる、それだけでも、経営にプラスになる情報を得られる価値があります。

補助金・助成金を上手に活用し、経営を次のステージへ

会社を軌道に乗せ、拡大、成長させるために投資は欠かせません。新事業を起こしたり、新たな人材を採用するにも、兎にも角にもお金がかかります。そんな時、役に立つのが補助金や助成金です。国(官公庁)や地方自治体、業界団体などさまざまな組織が補助金や助成金を出しています。本日紹介した3つのサイトを通じて、自社に合った補助金・助成金を検索・検討してみてはいかがでしょうか。

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執筆プロフィール
BUDDY+編集部
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